北海道民タカさんのブログ

北海道(主に札幌)での食べ歩きや、日々の生活で感じたことなどを、少年のような心をもった中年のおっちゃんが、書き綴ったブログです。

オオクワガタを大きく育てる必須アイテム「菌糸ビン」を作ってみた

このブログは、食べ物の記事がほとんどとなっています。

しかし、今回は唐突ですが、家で飼っているクワガタに関することを書いていこうと思います。

とは言っても、海外の1頭ウン万円という高価なものは我が家にはいなく、あくまでも自然採集してきたものがほとんどです。

ただ、飼っているクワガタの中で、「オオクワガタ」だけは例外で、採集したものではありません。

この「オオクワガタ」は、数年前に知り合いからいただいたものです。

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オオクワガタ♂

  

この「オオクワガタ」は、私が小さい頃は幻のクワガタと言われていて、図鑑でしか見れなく、憧れの存在でした。

ただ今現在は、採集するのは相変わらず困難なのですが、飼育と繁殖に関しては非常に簡単で、初心者でも飼いやすいクワガタとなっています。

さらに大きな個体に育てる方法も確立されていて、その大きな個体に育てるために必要なものが、今回紹介する「菌糸ビン」と呼ばれるものです。

  

この「菌糸ビン」は、簡単に言うとオガコにきのこの菌を植え付けたものです。

これが「オオクワガタ」の幼虫にとって、非常に栄養価の高いエサとなっていて、これを幼虫に与えることで、大きな個体に成長する可能性が高くなります。

 

この「菌糸ビン」そのものは、もちろん昆虫専門店などで手に入れることもできますが、私はコストの面から「菌糸ビン」を自分で作成しています。

まあ、作成と言っても「菌糸ブロック」というものを、ビンに詰めていくだけのことですが・・・。

とは言っても、いくつかのポイントはあります。

やや我流なのですが、今回はこの「菌糸ビン」の作成法について、紹介していこうと思います。

 

「菌糸ブロック」や空きビン、道具を用意する

まずは、当然「菌糸ブロック」を購入して手に入れます。

今回は「むし博士」という店のオンラインショップで「菌糸ブロック」(税込1,080円)を2つ購入しました。

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「菌糸ビン」の作成は、当然部屋で行いますが、基本的に土をいじるような作業なので、ブルーシートの上で作業することにしました。

そして、ブルーシートの上に様々な道具を用意して、スタンバイOKです。

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まずは、実際に「菌糸ブロック」を入れて、細かくするための作業で使う入れ物(衣装ケース)を、消毒用エタノールで消毒します。

霧吹きで噴射して、コットンやティッシュで拭き取り、よく乾かします。

消毒を行う理由は、菌糸は雑菌に弱く「菌糸ビン」を作った際に、少しでも雑菌を減らしてカビが生えるのを防ぐためです。

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次に「菌糸ブロック」の包装を破いて、中身の白い部分(被膜)を、ナイフで削ぎ落としていきます。

ちなみに「菌糸ブロック」に触れる際には、少しでも雑菌が入るのを防ぐため、できればビニールの手袋を装着した方がいいと思います。

そして手袋やナイフも、エタノールで消毒して、よく乾かしてから作業したほうがいいと思います。

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白い部分を削ぎ落としたら、先ほどの衣装ケースに入れて、消毒したシャベルや手でサラサラに細かくなるまで砕いていきます。

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ひたすら細かくして、下の真のような細かさになれば、下準備はOKで、あとはビンに詰めていく作業を行っていきます。

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ビンに詰めていく

下準備ができたら、いよいよビンに詰めていきます。

当然ビンも消毒して、よく乾かしてから使います。

また、使用するビンは、「菌糸ビン」を購入したことがあれば、その空きビンを再利用しますが、ない場合はフタに数箇所穴を開けた(空気が通るため)ものを用意します。 

ビンを用意した後は、いよいよ詰めていく作業になりますが、ここでポイントが2つほどありますので、それぞれ説明していきます。

 

1つ目のポイントは、固く詰めていくことです。

消毒した棒や手を使ってガチガチに固く詰めていきます。

この理由は、「オオクワガタ」の幼虫が蛹(さなぎ)になる際に、蛹室(ようしつ)というものを作りますが、通常は硬い木の中で蛹室を作ります。

蛹室の壁が硬い方が、安定して羽化させることができるため、できるだけ木の硬さに近づけるため、固く詰めていきます。

 

2つ目のポイントは、真ん中にビンの底まで到達する穴を開けることです。

この理由は、空気をビン全体に行き渡らせやすくして、菌糸を再生させやすくするためです。

 

ちなみに私は、穴をけるのに割りばしを使っています。

私の場合、実際に詰めるときには、あらかじめ割りばしを入れておいて、そこに細かくした菌糸を入れて、割りばしが中央に来るように棒などで固めながら詰めていき、最後に割りばしを外します。

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これで詰める作業は終了で、あとは様々な大きさのビンでも同じ作業で「菌糸ビン」を作っていきます。

細かくした菌糸の残りが少なく、ビン1つ分も作れない場合は、プリンカップを用意して「菌糸カップ」にしていきます。

「菌糸カップ」も固く詰めていきますが、量も少ないため、真ん中に穴は開けなくてもいいと思います。

 

ちなみに、今回は「菌糸ブロック」2つで、1500mlのビンが2つ、900mlのビンが3つ、小ビン(500ml程度)が2つ、カップ4つを作ることができました。

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出来上がった「菌糸ビン」を、直射日光の当たらないところで10日程度放置します。

ビン全体に菌糸が再生して、全体がくっきりとした白色になれば完成です。

今回は作成までを紹介しましたが、完成後から幼虫投入までのことについては、時期が来たら、またこのブログで書いていこうと考えています。

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結びに 

今回はクワガタについての記事を初めて書きましたが、今後も書いていこうと考えています。

また、私の「菌糸ビン」作成法はシンプルなものですが、マニアの方々は、大きな個体に育てるべく、添加剤を入れたりなどいろいろ拘って作っているようです。

 

今回は久々に「菌糸ビン」を作ってみましたが、カビなどが発生しないことを祈るばかりです。

 

また、このような飼育記以外にも、(場所は伏せた上で)採集記なども紹介していければいいなと考えています。