北海道民タカさんのブログ

北海道(主に札幌)での食べ歩きや、日々の生活で感じたことなどを、少年のような心をもった中年のおっちゃんが、書き綴ったブログです。

なまら美味しい上川大雪酒造の日本酒 オンラインショップ限定の「彗星 特別純米」は、本当に飲まさる酒だった

3ヶ月くらい前になりますが、会社の同僚から、これまで聞いたことのない、北海道産のある日本酒の話を聞きました。

その日本酒は、上川大雪酒造という酒造会社が製造していました。

 

この上川大雪酒造は、北海道内では約20年ぶりとなる新興酒蔵で、2017年5月に誕生しました。

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さらにその同僚は、この上川大雪酒造の日本酒を飲んだことがあるようで、味もなかなかとのことでした。

 

美味しい酒を知っているこの同僚の話と、北海道で約20ぶりの新しい酒蔵ということなどから、私もすっかりこの上川大雪酒造の日本酒がどのようなものか興味をもち、とても飲んでみたくなりました。

 

ちなみにその同僚は、今年の2月に開催された、さっぽろ雪まつりの大通り会場で、上川大雪酒造が店を出していたらしく、そこで飲んだようでした。

そして、その同僚に、どこに売っているものか聞いてみたところ、上川大雪酒造のオンラインショップで販売しているとのことでした。

どうしても気になって仕方のなかった私は、さっそく上川大雪酒造のオンラインショップを見てみたのですが、2本からの販売になっていることと、当然、別途送料が発生することから、購入をためらっていました。

 

しかし、早いうちにどうしても飲んでみたいと思って、2ヶ月ほど前に思い切って購入しました。

ちなみに、その時に購入したのは「29BY 仕込46号 彗星 特別純米 直汲み無濾過夏生」というオンラインショップの限定商品でした。

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ここで、今回購入した日本酒の長い名前についてですが、「29BY」とは、平成29年7月30日から平成30年6月30日までに醸造された日本酒であることを表し、「仕込46号」とは、醸造計画の50数号のうちのオンラインショップ限定商品として販売する仕込番号となっているようです。

さらに、「彗星(すいせい)」とは、北海道産の酒造りに適した米の品種の一つです。

 

ちなみに、この「仕込46号」(720ml)の1本あたりの価格は、税別で1,760円でした。

この日本酒は、休日の時間のあるときに、ゆっくり味わいながら飲んでみたいと思ったため、購入後もしばらく封を開けないでいましたが、1ヶ月くらい前に飲んでみたので、今回はこの日本酒の味や飲んだ感想などについてレビューしたいと思います。

 

上川大雪酒造について 

上川大雪酒造の所在地は、上川郡上川町旭町25番地1で、酒は「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」という所で製造されています。

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また、こちらで製造される日本酒の原料米は、先に述べた「彗星」の他に、「吟風(ぎんぷう)」と「きたしずく」という3種類の北海道産酒米を使用しているようです。

それぞれの酒米についてですが

  • 吟風:適度な香りと旨みとコクのある日本酒が出来ることが多い
  • 彗星:香りも味わいも穏やかで、淡麗辛口の日本酒になることが多い
  • きたしずく:バランスの取れた味わいに適度な香りときれいな酸が感じられる日本酒になることが多い

といった特徴があるようです。

 

また、この上川大雪酒造のロゴは、日本酒の五味である、甘・酸・辛・苦・渋を現していて、大雪山の「大」の字を現し、アイヌ文様で表現しているようです。

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なんでも、このロゴを作るのに半年の期間がかかったらしいです。

私も、このロゴが何となくカッコよく感じて、この酒造会社の日本酒を飲んでみたいというきっかけにもなりました。

 

そして、この上川大雪酒造の杜氏は川端 慎治氏で、北海道ではかなり有名な杜氏らしく、この方のつくる日本酒のファンはとても多いようです。

この川端氏が目指しているのが食中酒で、もう一杯ちょうだいと言われるような「飲まさる酒」を目指して、ここの日本酒は製造されているようです。

ちなみに「飲まさる」とは、北海道弁で「ついつい飲んでしまう」という意味です。

 

「29BY 仕込46号 彗星 特別純米 直汲み無濾過夏生」を飲んでみる

5月の終わりに、上川大雪酒造のオンラインショップで「29BY 仕込46号 彗星 特別純米 直汲み無濾過夏生」を2本購入し、宅配で届いたのが6月の中旬でした。

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これを冷蔵庫に入れて、飲む日までよく冷やしておきました。

果たして、この日本酒の味はどうなのか?美味しいのか?私好みの味なのか?飲むまでが期待と不安でドキドキでした。

 

購入してから数週間後、やっとゆっくりできる休日が来て、1本目をじっくりと味わう機会がやってきました。

 

さっそく栓を開けると、とてもいい香りが漂ってきます。

香りを楽しんだ後、グラスに注いで一口飲んでみます。

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「・・・、な、な、な、なんだこれは、なまらウマい!」

「やべ~!美味しすぎて頭がボーッとしてしまう!」

 

一口飲んでみて感じたことは、これまで味わったことのない味で、私にとっては新しいタイプの味の日本酒でした。

一口飲んだだけでメチャクチャ美味しいと感じ、とても感動しました。

 

あくまで私が感じた味についての感想ですが、口に含んだ瞬間に、メロンのような力強い香りが口いっぱいに広がりました。

さらに、酸のピリッとした感じも、しっかり感じることができ、とても心地よくて飲みやすさも感じました。

ちなみに、今回のこのオンラインショップの限定酒は、酸を意識して、夏にふさわしい爽やかな飲み口を意識してつくられた酒のようでした。

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とにかく香りがとても力強くて、その香りが甘ったるいような感じではなく、キリッとした感じで、非常に私好みな味で美味しいと思いました。

 

そういえば、この上川大雪酒造の酒について調べていると、杜氏の川端氏は、フルーティな酒はつくらないとしていたようでしたが、私には、いい意味でフルーティな味に感じました。

そして、その川端氏が目指している、食事をしながら飲んでも違和感が感じられない食中酒になっていて、しかも美味しくて、本当に「飲まさる酒」になっていました。

 

飲み口もスッキリしていて、非常に飲みやすくて香りもいいため、こちらで製造している日本酒であれば、一般的な日本酒が苦手な方でも美味しく飲めると思います。

  

結びに 

この「29BY 仕込46号 彗星 特別純米 直汲み無濾過夏生」は、今までいろいろと日本酒を飲んできた中でも、全く飲んだことのないような味で、あまりに美味しく感動してしまいました。

本当に「飲まさる酒」で、油断するとついつい飲みすぎてしまいそうでした。

 

今回この日本酒を飲んで、すっかり上川大雪酒造の酒のファンになり、虜になってしまいました。

近いうちに、今回飲んだ「彗星」を使った酒以外の「吟風」や「きたしずく」を使った酒も、飲んでみたいと思いました。

 

今回はオンラインショップの限定品でしたが、限定でない一般のものも試してみたいと思いますが、一般の酒屋で購入できるものなのかどうかが不明でした。

しかし最近、札幌で上川大雪酒造の酒を扱っている酒屋を見つけて、実際にそこでいくつかの品を購入しました。

このことについては、また別の機会に、このブログで紹介する予定です。

 

北海道のこれだけ美味しいお酒を今回知ることができたので、一度、この会社のある上川町に行ってみたいとすら思いました。

この上川大雪酒造の酒蔵「緑丘蔵」では、見学窓から酒造りの様子を見学できるらしいので、そのうち計画を立てて、実際に行って見学して、この酒造会社の酒をもっと深く知りたいと思いました。 

 

そして、今回の上川大雪酒造の日本酒がきっかけで、北海道産の日本酒に興味をもちました。

ひょっとしたら、北海道にも私の知らない美味しい日本酒がまだまだあるかもしれません。

今後、今回の上川大雪酒造以外にも、北海道産の美味しい日本酒を見つけたら、当然、このブログで紹介していこうと考えています。