心も体もあったまる、自宅で作る深い味わいのトラフグのヒレ酒

ここ最近、北海道も暖かくなってきましたが、朝晩はまだまだ寒い日が続いています。

こんな寒い時期は日本酒の熱燗が美味しいのですが、私は数年前からトラフグのヒレを購入して、寒い時期にはヒレ酒にして飲んでいます。

ちなみに、トラフグのヒレは主にネットショップなどで購入しています。

 

寒い時期といえば鍋料理が美味しく、私も大好きなのですが、この大好きな鍋料理を食べながらトラフグのヒレ酒を飲むのが最高に美味しく、また、体も温まります。

 

フグのヒレ酒は、数年前に居酒屋で初めて飲みましたが、そのあまりの美味しさに、家でも飲むことができないものか考えていました。

そして、ネットショップやオークションで簡単に手に入れることを知ったので、実際に購入して家で作るようになりました。

今回は、トラフグのヒレ酒の私なりの作り方や注意点などについて、まとめていこうと思います。

 

フグのヒレを炙っていく

ここからは、実際にトラフグのヒレ酒を作る工程を紹介していきます。

最初の工程としてトラフグのヒレを炙っていきますが、私の場合は魚を焼くグリルを使っていきます。

まずは、グリルの網の上にアルミホイルを敷いて、その上にフグのヒレを並べていきます。

あとは、これを弱火でこんがりと狐色になるまで焼いていくだけです。

 

手順としては非常に簡単なのですが、絶妙な焼き加減にするのが意外と難しいです。

ヒレの焼き方が足りないと生臭くなりますし、反対に焼きすぎて焦げた部分が多いと、酒に苦味と渋みが生じてしまいます。

それゆえに、焼き加減を見ながら注意して焼いていく必要があります。

下の写真のような感じの色になればいいと思います。

 

ちなみに、オーブントースターがあれば、それを使ったほうが手軽かもしれません。

私は、オーブントースターを持っていないので、魚焼きのグリルを使用しています。

 

燗酒を作っていく

次に、燗酒を作っていきます。

そこで、まずは使う酒を選んでいきますが、私は、よく「剣菱酒造会社」の「剣菱」(けんびし)という酒を使います。

この「剣菱」は、たいていのコンビニやスーパーに売っている非常にメジャーな日本酒です。

この「剣菱」のもいろいろ種類があって、特に私がトラフグのヒレ酒に用いるのは「黒松剣菱」(くろまつけんびし)というものです。

 

この「黒松剣菱」を使う理由は、ちょうどいいサイズのもの(900ml)が、簡単に手に入るからです。

どういうわけか、普通の「剣菱」は、スーパーなどでは一升瓶のものしか売っていません。

このような理由から、私は「黒松剣菱」を使っています。

 

また、私がトラフグのヒレを最初に購入したのは、5年くらい前なのですが、そのときはどの日本酒を使えばいいかよくわかりませんでした。

その時にいろいろ調べた結果、今回の「剣菱」を使っている人と、合成酒などのメチャクチャ安い酒を使っていいる人が多いことがわかりました。

 

私も、初めのうちは安価な合成酒を使っていましたが、味はそれなりに美味しかったです。

しかし合成酒は、アルコールに糖類、有機酸、アミノ酸などを加えて、清酒のような風味にしたアルコール飲料なので、正確には日本酒ではありません。

そして、合成酒は食品添加物が多く含まれているので、何だか体にも良さそうな感じがしません。

そこで、私もトラフグのヒレ酒には、いろんな人がオススメしている「剣菱」を使うことにしています。

 

ただ、必ずしもトラフグのヒレ酒には、絶対に「剣菱」でないといけないということではなく、辛口で、熱燗が美味しい日本酒であれば、問題はないかと思われます。

逆に、冷で飲むようなフルーティな香りのする日本酒は、旨味同士がケンカしてしまうので、ヒレ酒に向いていません。

 

そして、いよいよ燗酒を作っていきますが、電子レンジで温める方法もあるのですが、私の場合は、徳利に入れた「黒松剣菱」を湯煎でじっくり温めていきます。

 

そして、燗酒はかなりの高温のもの(80℃くらい)を作ります。

徳利の中の日本酒に気泡が発生したら、燗酒を湯呑に注いでいきますが、このあとにさらなる工程があるため、使用する湯呑は蓋のついたものがオススメです。

 

トラフグのヒレ酒を作っていく

燗酒ができたら、先ほど焼いたトラフグのヒレを1、2枚を湯呑に入れて、燗酒を注いでいきます。

燗酒を入れたら、蓋をして2分程度待ちます

ちなみに、蓋がない場合はアルミホイルなどで代用できます。

この際に、ライターなど火をつけるものを用意しますが、安全性を考えてチャッカマンなどの長いものがオススメです。

 

2分経過後、蓋を外してすぐにチャッカマンで点火します。

この際に、ボッという音とともに青い炎が発生するので、注意が必要です。

左の方に青い炎が発生中?

 

本当は、この青い炎の写真を撮りたかったのですが、一人ではなかなか大変で、何回もトライしたがうまくいきませんでした。

上の写真では、左の方に青い炎が出ているようにも見えますが、もしかしたら単なる湯気かもしれません。

ちなみに、チャッカマンなどで点火する理由は、余分なアルコール分を飛ばしてマイルドで飲みやすくするためです。

あとは炎が消えるまで待って、30秒ほど置いてからヒレを蓋の上などに取り出しておきます。

ちなみに、ヒレを入れたままにしておくと、酒にえぐみが発生してしまいます。

 

こうしてできたトラフグのヒレ酒を飲んでみると、旨みがよく滲み出ていて、それはもう美味しいとしか言いようがありません。

そして、辛口で、米の味がほどよく感じられて、熱燗にするとより美味しい「黒松剣菱」と、このトラフグの旨みが絶妙にマッチしています。

本当に、寒い冬に鍋と一緒に食べながら飲むトラフグのヒレ酒は最高です。

 

結びに

寒い冬に飲むトラフグのヒレ酒は、本当に美味しくて、しかも体も温まります。

自分で作るのには、いくつかのポイントがあるのですが、ポイントを押さえれば、トラフグを扱ってる高級居酒屋などで出てくるようなトラフグのヒレ酒に近い味が出せます。

 

私は、トラフグのヒレ酒には、主に「黒松剣菱」を使いますが、熱燗が美味しい日本酒で、あまり香りの強いものでなければ、他の日本酒でも美味しいヒレ酒が作れると思っています。

今後は、いろんな日本酒で試して、「黒松剣菱」以上にトラフグのヒレ酒に合う酒を見つけてみたいと考えています。

 

トラフグのヒレ酒を、居酒屋などで飲んで美味しいと感じた人は、一度トラフグのヒレを購入して、ヒレ酒を作ってみてはいかがでしょか。

ネットなどで購入してトラフグのヒレ酒をつくる場合は、店などで飲む場合よりも遥かに経済的だし、コツを覚えれば、自分でもかなり美味しいヒレ酒を作ることができます。

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